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AI創薬の力と実装事例|ケリー・ブランチャード博士 基調講演レポート【DACo2026】

目次

DataAnalytics Conference 2026 Logo

「データ解析で世の中を変える」をテーマに開催された『Data Analytics Conference 2026』。今回は、初の海外ゲストスピーカーとしてバイオ医薬品分野の世界的リーダーであるケリー・ブランチャード博士が登壇。最先端テクノロジーの可能性と本質的な課題を提示した基調講演「AI創薬の力」の模様を、ログレポートとしてお届けします。


REPORT PREVIEW / 特別先行公開

AI創薬を成功に導くために

ケリー ブランチャード 博士:

ですから、私たちはAI創薬を、一過性の実験ではなく「厳密な生産システム」として扱うべきです。徹底したデータの品質管理が必要ですし、モデルに対して謙虚になり、私たちのAIモデルが常に万能であるとは限らないという前提に立つ必要があります。

さらに、モデルの予測精度を絶えず改善し続けるための「高速な仮想からウェットへの検証サイクル」が不可欠であり、モデルがうまく機能しないと判断した時のための、極めて明確な「プロジェクト中止基準(キル・クライテリア)」をあらかじめ設定しておかなければなりません。

これらを怠ると、AIは実態の伴わない不良モデルとなり、誤った答えを出力し始めるからです。皆さんはこれを「ハルシネーション(幻覚)」と呼ぶかもしれませんが、私ははっきりと「嘘」と呼びます。呼び方は何でも構いません。しかし、それらの不良モデルが生み出した質の悪いデータセットを、次のAIの学習に使い回せば、誤った意思決定や間違ったラベル付きデータがさらに伝播していくことになります。これは、本物の確信ではない「偽りの自信」を得るために、あまりにも莫大なコストを支払う最悪のアプローチです。そして、ここ3〜6ヶ月の間で真のブレイクスルーを迎えている最大の変化、自律型AIエージェントの活用において、私たちは本当のターニングポイントに立っています——。

特別公開:基調講演アーカイブ動画付き!

「AI創薬の力:理想と現実」
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新薬候補が臨床から承認に至る確率は、わずか3%未満。
なぜ多くのプロジェクトがターゲット選定で失敗するのか。
Dr.Kerryが提唱する、AIモデルの限界を突破するための実装事例を完全収録!

AI創薬の力 完全版レポートPDF

ケリー・ブランチャード博士 基調講演動画サムネイル
日本語字幕付き

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  • Dr. Kerry Blanchard

    ブランチャード ケリー/ 登壇者

    Perpetual Medicines 共同創業者・会長兼CEO / TandemAI President

    バイオ医薬品分野において40年以上の経験を持つグローバルリーダーであり、起業家。過去には、Everest Medicines(エベレスト・メディシンズ)のCEOや、CBCグループのオペレーティング・パートナーを務める。CBCグループへの参画前は、Innovent Biologics(イノベント・バイオロジクス)の最高科学責任者(CSO)、およびリリー・チャイナ(Lilly China)の医薬品開発・外部イノベーション担当シニア・バイス・プレジデントを務めていた。

    A global leader and entrepreneur in the biopharmaceutical field with 40+ years of experience. Previously served as the CEO of Everest Medicines and as an Operating Partner at CBC Group. Before joining CBC, he was the Chief Science Officer at Innovent Biologics and the Senior Vice President of Lilly China Drug Development and External Innovation​.


    【Perpetual Medicines 】
    https://perpetualmeds.com/index

    【TandemAI】
    https://tandemai.com/

  • naoto fujii

    藤井 直人 / 司会

    株式会社データフォーシーズ
    ライフサイエンスイノベーション ディレクター

    ライフサイエンス領域(医療機器・バイオ等)において20年以上にわたり、エンジニア、PM、事業開発、ベンチャー企業CEOなどに従事。2021年米国MBAを取得、その知見とネットワークを活かし、新規事業開発(グローバル事業開発)を得意とする。
    2025年6月、ライフサイエンスイノベーション推進部の発足に伴いディレクターに就任。in silico解析やリアルワールドデータ(RWD)解析など、データとライフサインエス技術を融合させた新規事業を推進。