in silico
in silico解析サービス
in silico解析でAI創薬の第一歩へ
AI創薬を加速し、研究フローを世界水準に
創薬の時間とコストを削減する「in silico解析」。世界の創薬先進国で導入が進むが、専門人材や環境が無く導入が困難だったこの強力なアプローチを、「まず試したい」「小規模から始めたい」お客様に提供。AI創薬のエントリーを私たちが支援します。
in silico analysis
in silico解析サービス
ウェット実験の成功確率を高めるin silico解析サービス
・実験候補を効率的に絞り込み、ウェット実験の負担の軽減を支援します。
・実在の分子だけでなく、コンピュータ上で設計した新規分子を用いた予測も可能です。
・結晶構造が存在しないタンパク質や変異を導入したタンパク質も予測構造を用いて解析ができます。
・結合姿勢や相互作用残基、作用機序の理解に役立ちます。
ドッキングシミュレーション
生体分子や化合物をモデル化して結合を予測し、結合様式・親和性・相互作用部位を評価します。ディープラーニングを用いた高精度ドッキングにより、数千〜数万の化合物から有望候補を効率的にスクリーニング可能です。新規リード探索から既存リードの最適化まで幅広く対応します。
分子動力学 (MD) シミュレーション
ドッキングで得られた複合体をもとに、分子の動きを経時的に解析。構造のゆらぎや結合の持続性など、静的解析では見えない安定性や相互作用変化を評価します。動的なシミュレーションから、真に安定な結合状態を見極めます。
解析・レポート
解析結果は、お客様の目的/ご要望に応じて数値データと図表を組み合わせたわかりやすいレポート形式でご提供します。また、生データも併せて納品しますので貴社内での再解析や共有も可能です。解析例:分子間距離の変化、相互作用の頻度・安定性、自由結合エネルギーなど
D4cのin silico解析サービスが選ばれる3つの理由
圧倒的な
導入ハードルの低さ
高価なライセンス料やハイスペックPCは不要。初期投資ゼロで、必要な解析を、必要な時に。お客様の迅速な研究開発を支援します。
貴社の研究に寄り添う
「伴走支援」
お客様と密に連携し、研究者の皆様の化学・創薬知見と弊社のデータ解析技術を融合。新たなインサイトを共に創出します。
“使える”結果を導く
高精度な解析技術
ドッキングには学習済みモデルを使用。さらにMDシミュレーションで動的な安定性を高精度に解析。既存実験データを組み合わせることで、予測の精度を最大化します。
ご利用の流れ
お問い合わせ・
無料相談
※NDA締結可能
課題ヒアリング
(目的、ターゲット分子、
化合物情報など)
解析プランご提案・
お見積もり
解析・中間報告・
成果物納品
- 小規模な解析からでもぜひご相談ください。単発の解析からでも、ニーズに合わせて柔軟に対応いたします。
- 実験データをご共有いただけますと、解析の精度・信頼性が向上します。
(実験データをお持ちでなくても解析は可能です) - 秘密保持契約(NDA)を締結後、より詳細なヒアリングを行い、最適な解析プランとお見積もりを提示いたします。
事例 (in silico解析サービス)
キナーゼ阻害能に重要な相互作用の検出に成功
(株式会社キノファーマとの協業)
ある種のキナーゼに対する、約20種類のリガンド分子を対象にドッキングシミュレーションと分子動力学(MD)シミュレーションを実施。リガンド活性に寄与する「相互作用」を検出。
今後の実験方針の立案に貢献した。
※本事例の詳細な解析プロセスはウェブサイトで公開しておりません。
貴社の研究課題(ターゲットやリガンド)に本手法をどのように応用できるか、専門チームが個別にご説明することも可能です。
FAQ よくあるご質問(In silico解析サービス)
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解析の精度や信頼性はどう担保していますか?
解析内容に対しては、社内での品質チェック体制を構築しています。また、サービス開始前に、解析の限界や不確実性についても、ご説明差し上げます。
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どのくらいの期間で解析結果が得られますか?
プロジェクトの規模や複雑性によって変動しますが、迅速な対応を心がけています。お客様のご要望をヒアリングした上で、スケジュールをご調整いたします。
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実験データの開示が必要となりますか?
必須ではありません。実験データのない状態でもサービス提供可能です。しかし、実験データの一部でも共有していただくことで、解析結果と照合し、より良いインサイトが得られる可能性があります。
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提供したデータは安全に扱ってもらえますか?
お客様からお預かりするデータは、厳格なセキュリティポリシーに基づき、安全に管理致します。プロジェクト終了後のデータ消去にも対応いたします。
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成果物について、論文発表や特許出願は可能ですか?
サービス形態にも依りますが基本的に、納品した成果物の権利は顧客に帰属致します。その為、論文発表や特許出願は可能です。
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相談は無料ですか?
はい、無料です。お客様の課題やご要望をお伺いし、当社のサービスがどのようにお役に立てるかをご説明する段階では費用は発生しません。お気軽にお問い合わせください。
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NDA締結前の相談も可能ですか?
はい、可能です。ただし、具体的な化合物情報など、機密性の高い情報をお話しいただく際には、事前に秘密保持契約(NDA)を締結していただくことを強く推奨いたします。